妊娠後期の妊娠中の食事の注意点
妊娠後期(28週~39週)には、お母さんのお腹はかなり大きくなり、子宮が胃を押し上げていきます。
* 一日の栄養を小分けにして食べる
子宮に押し上げられた胃が圧迫されて胃がもたれた感じになることが多く、なかなか食べ物を食べられないという人も多い時期です。食べられないからといって水分ばかり取るとむくみやすくなり、妊娠中毒症になる危険があります。妊娠後期に限らず、妊娠中の食事にはできるだけ塩分を抑えるようにしてください。また、胃のもたれから一回の食事の量があまりとれない場合、無理して食べる必要はありませんが、一日に必要な栄養量を5~6回にわけて食べるとよいでしょう。カロリーの取りすぎは危険ですが、カロリーばかりを気にして、必要な栄養分がとれないと赤ちゃんの成長に必要な栄養が足りなくなってしまいますので、気をつけてください。また、陣痛が始まってからの妊娠中の食事は、出来るだけ消化の良いエネルギーになるものを食べるようにしてください。なにしろ出産は並々ならぬ体力仕事になります。プリンやサンドウィッチ、うどん、ぞうすいなど簡単に食べられる消化の良い食事をして、出産に備えてください。
* 赤ちゃんの状態と栄養
赤ちゃんは外へ出てくる段階に近づき、皮下脂肪を蓄え始めます。また、産まれた後抵抗力のない赤ちゃんのためにお母さんの免疫がへその緒を通じて赤ちゃんに分けられます。また、出産は赤ちゃんにとっても大仕事です。体力がないと無事に産まれてくることが出来ません。出来るだけバランスのよい妊娠中の食事をして、赤ちゃんの体力を付けてあげましょう。
さらに、産まれてきた赤ちゃんは、お母さんから母乳をもらい免疫機能や体力をつけます。ですから、妊娠後期にはお母さんの妊娠中の食事には、母乳になるカルシウムと鉄分、良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどしっかり取るように心がけてください。
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